研究室用真空乳化釜
Emulsification Machine
処理量2〜30L
真空乳化釜シリーズ最小サイズ
- 研究開発に適したコンパクトサイズ
- V字型ブレードで上下循環に強い
- スケールアップに着目
- 内部・外部循環により混合撹拌
特長
1高効率かつ洗浄しやすい撹拌構造
- 撹拌性能とメンテナンス性を両立
-
① 棒状ジャマ板(バッフル):上下方向の流れを作り攪拌効率を向上。
棒状のため洗浄もしやすく残留が少ない。
② スパイラル式パドル:短時間で均一な撹拌を実現。
③ 壁面密着型スクレーパー:洗いやすさと攪拌力を両立。
④ 内部・外部循環構造:効率的に攪拌。
外部循環はホモミキサー経由で再循環。
⑤ 外部循環ラインを利用した自動洗浄機能。
2ホモミキサー
- ホモ刃の加工が精密で隙間は0.5mm
粘度や処方に合わせホモミキサーの
仕様を選択可能
仕様を選択可能
- 目的に合わせた”せん断力”
- 最適な乳化・分散性能を発揮
3タッチパネル
- 温度・真空度・撹拌回転数などタッチパネルで一元管理。
- 「誰でも」操作できる直感性。
- データが見えるからスケールアップに迷わない。
4蓋ロック
- 全ての蓋ロックに安全センサーを標準搭載。
- 未ロックや閉め忘れを自動検知
標準仕様
| 蓋開閉方式 | 電動昇降式 |
|---|---|
| 接液部材質 | SUS316L |
| 外観材質 | SUS304 > |
| ブレード | スパイラル式パドル・ジャマ板方式・スクレーパー |
| ジャケット | V字型・保温機能付き加熱・冷却式ジャケット |
| 加熱方式 | 電気加熱式 |
| 電源 | 200V三相、380V三相 |
| 周波数 | 50/60Hz |
| 圧縮空気圧 | 50/60Hz |
| 圧縮空気圧力 | 0.6Mpa |
| 操作方法 | タッチパネル式 |
| 付属設備(オプション) | 溶解槽 |
スペック表
| 型式 | 処理量 (L) |
ブレード 回転数 (rpm) |
ホモミキサー | 機械寸法 (mm) | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 回転数 (rpm) |
出力 (kW) |
幅 | 奥行 | 高さ | |||
| CSY-5 | 2〜5 | 20〜145 | 300〜6000 | 1.1 | 1000 | 950 | 1800 |
| CSY-10 | 3〜10 | 20〜120 | 300〜6000 | 2.2 | 1350 | 1000 | 1800 |
| CSY-20 | 6〜20 | 15〜120 | 300〜6000 | 3 | 1350 | 1050 | 1950 |
| CSY-30 | 9〜30 | 15〜110 | 300〜6000 | 4 | 1450 | 1100 | 2100 |
おすすめカスタマイズ(オプション)
オーダーメイドのホモミキサー
バルクに合わせて調整できます。
粘度に合わせて吸い込み口や刃の形状や幅を変え、
オーダーメイドのホモミキサーを提案します。
データ取得機能
温度推移・撹拌条件などのデータをUSB経由で簡単に取得可能
花形ブレード
日本ディスカス独自のスパイラルブレードは
”花びらのような波型”を持たせることで、原料を
「やわらかく流れる」ような動きで短時間で均一な
乳化をを実現
設置環境に合わせた設計
設置面積や天井高、周辺機器との周辺距離に合わせて、横幅・奥行き・高さを自由にカスタママイズできます。
絶縁トランス(漏電予防)
漏電を未然に防ぐ絶縁トランスを追加可能。
安全性を高めるカスタマイズ
ジャマ板カスタマイズ
バルクの特性に合わせて棒状・板状・穴あきジャマ板など各種形状を選択可能


特徴
乳化釜最小サイズ
✍️️
設置面積に制限のある研究室に最適
電気加熱式
✌️
ボイラーが不要なため
設置が容易で初期コストが低い
コンパクト型
🏭
設置面積に制限のある
研究室や工場に最適
2層ジャケット釜
👏
高効率温度調整設計
温度ムラを防ぎ
製品の品質を安定化
選ばれる理由
スケールアップを見据えた構造設計
🛠️
研究室用でも、生産機と
同じ構造を採用。
試作結果をそのまま本生産に
反映でき、開発スピードが大幅向上
少量からでも
安定した乳化が可能
🏆
2Lからの小バッチでも撹拌効率を
最適化するブレード形状と
ホモミキサーの設計
電気加熱&
冷却式ジャケット
💡️
加熱ムラや焦げつきを防ぎ
温度制御が非常に安定
冷却時間も短縮でき試作の効率化
生産機と同等の
高グレード構造
⭐️
接液部にSUS316L
(高耐食ステンレス)を採用。
研究段階から本生産レベルの
耐食性・衛生性を実現