研究室用真空乳化釜(横転式)
Emulsification Machine
処理量15〜150L
研究室用シリーズ最大サイズ
- 研究から小ロット生産まで可能
- 試作がラクになる、洗いやすい設計
- 横転式構造で無駄ゼロのスムーズ排出
特長
1高効率かつ洗浄しやすい撹拌構造
- 撹拌性能とメンテナンス性を両立した構造
-
① 棒状ジャマ板(バッフル):上下方向の流れを作り攪拌効率を向上。
棒状のため洗浄もしやすく残留が少ない。
② スパイラル式パドル:短時間で均一な撹拌を実現。
③ 壁面密着型スクレーパー:洗いやすさと攪拌力を両立。
④ 内部・外部循環構造:効率的に攪拌。
外部循環ラインを利用した自動洗浄機能
2ホモミキサー
- ホモ刃精度が高く隙間は0.5mm
- 処方・粘度に合わせて仕様選択可能
- 高いせん断力で安定した乳化
- 少量スケールでも再現性が高い
3バルク簡単取り出し
- 釜をMAX110度まで横転 → 残りやすいバルクも重力で排出
- 作業時間の短縮・ロス削減・衛生面の向上
4蓋ロック
- 全蓋ロックに安全センサー標準搭載
- 未ロックや閉め忘れを自動検知
5真空下での粉体投入(底部吸引)
- ダマを防ぐ“底部吸引による粉投入”
- 粉が水相へ直接引き込まれ、分散が早く均一乳化
6デュアル温度センサー搭載
- 底部・ジャマ板の2点で温度をリアルタイム把握
- 実バルク温度を正確に管理し、乳化精度UP
標準仕様
| 蓋開閉方式 | 油圧昇降式 |
|---|---|
| 釜横転方式 | 電動横転式 |
| 接液部材質 | SUS316L |
| 外観材質 | SUS304 > |
| ブレード | スパイラル式パドル・ジャマ板方式・スクレーパー |
| ジャケット | U字型・保温機能付き加熱・冷却式ジャケット |
| 加熱方式 | 蒸気加熱式 |
| 電源 | 200V三相、380V三相 |
| 周波数 | 50/60Hz |
| 圧縮空気圧 | 0.6Mpa |
| 圧縮空気圧力 | 0.6Mpa |
| 操作方法 | タッチパネル式 |
スペック表
| 型式 | 処理量 (L) |
ブレード回転数 (rpm) |
ホモミキサー回転数 (rpm) |
機械寸法 (mm) | ||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 幅 | 奥行 | 高さ | ||||
| CSY-50 | 15〜50 | 5〜105 | 100〜4500 | 2000 | 820 | 2200 |
| CSY-75 | 20〜75 | 10〜100 | 300〜4500 | 2100 | 850 | 2300〜3400 |
| CSD-100 | 30〜100 | 15〜85 | 300〜4500 | 2200 | 800 | 3000 |
| CSD-150 | 50〜150 | 15〜73 | 300〜4500 | 2250 | 900 | 3100 |


おすすめカスタマイズ(オプション)
オーダーメイドのホモミキサー
バルクに合わせて調整できます。
粘度に合わせて吸い込み口や刃の形状や幅を変え、
オーダーメイドのホモミキサーを提案します。
データ取得機能
温度推移・撹拌条件などのデータをUSB経由で簡単に取得可能
花形ブレード
日本ディスカス独自のスパイラルブレードは
”花びらのような波型”を持たせることで、原料を
「やわらかく流れる」ような動きで短時間で均一な
乳化をを実現
設置環境に合わせた設計
設置面積や天井高、周辺機器との周辺距離に合わせて、横幅・奥行き・高さを自由にカスタママイズできます。
ロードセル一体型(体重計機能)
釜をそのまま”はかり”として使え、原料の重さをその場でWチェック。
量り直しが不要となるため作業効率アップ
ジャマ板カスタマイズ
バルクの特性に合わせて棒状・板状・穴あきジャマ板など各種形状を選択可能
特徴
均一加温
🌡️
本番設備と同じ蒸気加熱式
加熱ムラが少なく、均一に加温
一台二役
✌️
研究開発から小ロット生産まで
1台でそのまま可能
コンパクト型
🏭
設置面積に制限のある
研究室や工場に最適
低コストカスタマイズ
👏
ホモミキサーのグレードアップや自動洗浄システム(CIP)にて作業時間大幅短縮。
選ばれる理由
スケールアップを想定した構造設計
🛠️
撹拌構造やホモミキサーを
量産釜と共通化。試作から量産への移行がスムーズで、開発期間を
大幅に短縮します
高粘度でも
ムラのない撹拌
🚀
U字型の釜底に沿って原料を
滑らかに、高速かつ均一に
混合撹拌。
開発現場に導入しやすい価格設計
🤝️
自社設計と効率的な製造体制。
必要機能に特化することで、無駄を省き、コストを最適化しました、
柔軟なカスタマイズ
🔁
心臓部である撹拌構造やホモミキサーを処方や粘度に合わせて最適化。
開発目的に合わせて
”グレードアップ”できる柔軟な設計